mtDNA D4系統

ミトコンドリアDNAハプログループD4系統

青谷上寺地遺跡・弥生人骨

青谷上寺地遺跡(鳥取県鳥取市青谷町青谷)から出土した弥生人(BC200~AD200)の古人骨をDNA解析したところ、ミトコンドリアDNAを抽出できたものが10体あり、ハプログループD4が2体、D4*が4体で、ハプログループD4系統が計6体(60%)、ハプログループF*が1体、FまたはF2とみられるものが1体で、ハプログループF系統が計2体(20%)、ハプログループNが2体(20%)ということが明らかとなった(注1)。
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注1)鳥取県教育委員会『青谷上寺地遺跡の弥生人と動物たち』平成18年(2006)

法心院

第6代将軍・徳川家宣の側室・法心院のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)。法心院の父は町医者・太田宗庵である。

注1)篠田謙一『DNAで語る日本人起源論』(2015.9.18)214頁

浄観院

第12代将軍・徳川家慶の正室・浄観院のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)。浄観院の父は有栖川宮織仁親王である。

注1)篠田謙一『DNAで語る日本人起源論』(2015.9.18)214頁

貞明院

第12代将軍・徳川家慶の六女・貞明院のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)。貞明院の生母は家慶の側室・於波奈の方である。

注1)篠田謙一『DNAで語る日本人起源論』(2015.9.18)214頁

浄円院

第2代紀伊藩主 徳川光貞の側室・浄円院殿禅台知鏡大姉(お由利の方, 1655-1726)のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)。浄円院は、公式には紀伊藩士・巨勢利清の娘であったと言われているが、実際には百姓の娘であったという説もある(注2)。

注1)『Discover Japan』(2012年8月号)53頁
注3)篠田謙一『DNAで語る日本人起源論』(2015.9.18)214頁

徳川吉宗

第8代将軍・徳川吉宗(とくがわ よしむね, 1684-1751)のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)。徳川吉宗の生母は第2代紀伊藩主・徳川光貞の側室・浄円院である。
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注1)『Discover Japan』(2012年8月号)53頁
注2)篠田謙一『DNAで語る日本人起源論』(2015.9.18)214頁

増子女王

第9代将軍・徳川家重の正室・證明院智岸真恵大姉(増子女王, 1711-1733)のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)。増子女王の父は伏見宮邦永親王である。

注1)『Discover Japan』(2012年8月号)53頁

蓮光院

第10代将軍・徳川家治の側室・蓮光院(お知保の方, 1737-1791)のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)。蓮光院の父は津田宇右衛門信成。養父は伊奈忠宥である。

注1)『Discover Japan』(2012年8月号)53頁

忍足亜希子

日本初の聾(聴覚障礙)の女優・忍足亜希子(おしだり あきこ, 1970-  )のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)。これは、岐阜県国際バイオ研究所 遺伝子治療研究部長・田中雅嗣博士の解析による(注2)。忍足亜希子は、北海道千歳市出身。


日高光啓

AAAのメンバー・日高光啓(ひだか みつひろ, 1986-  )のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)(注2)。血液型はO型で、千葉県の出身。

注1)日本テレビ『世界一受けたい授業 SP29 新春使える知識ベスト100』(2011年1月8日放送)

熊倉悟

日本放送協会職員で元アナウンサー・熊倉悟(くまくら さとる, 1970-  )のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である。熊倉悟は、新潟県新潟市の出身(注1)。


井上聡

お笑いコンビ・次長課長の井上聡(いのうえ さとし, 1976-  )のミトコンドリアDNAは、ハプログループD4である(注1)。血液型はB型で、岡山県岡山市北区の出身。



(picture all from Wikipedia)

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  • 最終更新:2017-06-29 12:40:30

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