Y染色体R1b1a2系統

Y染色体ハプログループR1b1a2系統

カメルーン男性

カメルーン男性のY染色体を解析したところ、古代に白人男性から分岐したと見られるハプログループR1b1a2(R-PF6279/V88)系統が検出された(注1)。

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この発見により、古代にアフリカ大陸の内陸部へ移動したR1b系統の一集団があったことが判明した(注2)。今日、ハプログループR1b1a2(R-PF6279/V88)および、その下流に定義づけられる分岐系統は、チャド語派の言語を話すカメルーンの先住民族の間において高濃度で発見されている一方で、ヨーロッパやイギリスでも検出されている。

注2)出アフリカ後、アフリカ大陸へ戻ってきた集団と考えられている。


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  • 最終更新:2017-09-03 11:25:59

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